PFASの一種PFOAが工場周辺の水路などで検出 住民や元従業員が市民団体発足 静岡

2024年05月18日(土)

地域暮らし・生活

静岡市清水区の化学工場周辺で発がん性が指摘される化学物質が検出された問題で、元従業員や周辺住民が市民団体を発足しました。

発がん性物質の血中濃度が平均値20倍超 PFOAを素手で扱いがん発症の元従業員「会社はちゃんとみて」

清水区三保の化学工場では2013年まで発がん性が指摘されるPFASの一種PFOAを使用していて、工場周辺の水路や井戸からは国の暫定目標値を超える濃度のPFOAが検出されています。

こうしたなか、工場や静岡市に対し迅速かつ適切な対応を求めていくため、元従業員や周辺の住民が市民団体の発足を決め、18日に設立総会が開かれました。

元従業員・鈴木孝雄さん
住民の人たちの健康が害されていないかどうか、ちゃんと調べてもらうことを進めていきたい

工場側はこれまでに元従業員を対象に血液検査しており、市民団体は周辺住民も希望すれば検査できるよう工場や市に求めていく方針です。

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